自作*アナライズ

作曲した内容の公開と分析です。参考となる部分があったら嬉しいです!

「Matsukura Snow」をシンプルに!〈完〉

「完」とか「終」って昔のNHKドラマなどでよく見かけたけれど、今も最終回には表示されているのだろうか?

TVと言えば、ニュースとサザエさんくらいしか見ないので(笑)

ということで、このどうにも悩ましかった本作品も作業完了となりました。

まあ、何と言うかシンプルにするのは良いけれど、えらく難しいところがありアレンジなのか練習なのか分からなくなった箇所が随所にあります。

 

とは言え、僕の作品をクラシックのレベルで当て嵌めると(こういうことをよく考えるのですが)おそらく簡単なところはせいぜいソナチネですね。クレメンティとかクラーウとかの誰でもピアノの稽古で超えるハードルです。

バイエルからこれに来ると、少し大人の気分になったものです。

僕の作品のテーマ等のバックは概ねこの程度のレベルです。

そして、本日さらっていた僕にとっては難しいパート、これはトーナリティとしてはF#m、そして転調してG#mというところが出現しますが、これがおそらくベートーベンの中級クラスのソナタレベルと思います。つまりは8番とか14番辺りです。

まず間違いないでしょう。

本人のテクニックから言って、30、31、32番という後期三大ソナタや、間違ってもリストのソナタ、ラベルのピアノ作品のような難易度ではありません。

よって、先々どこかの出版社がピアノ月刊誌等で掲載するのにも向いていると思うのですが、如何でしょう?

 

しかしこの作品で苦労したのは、そういうことではなくてベースレスを超えなくてはならない、そのサウンドとピアノの限界にあります。

聴いて「何かベース欲しくねーか?」そう言われては、失敗なのです。

長年、幾重にも試行錯誤したSpiralとNeo Classic Danceはそこそこなレベルと自負しておりますが、他の作品をこの2点と見劣りなく並べるには、例え曲そのもの

が出来ていても、ベースレストリオとして完成させるには相当な苦労が待っているのだ、、ということをしみじみと感じわけでございます。

思い起こせばFLAT122は常にそのような状態だったわけです。

でも、それがまた骨組みしかか残っていないような編成だった理由から、時間のない僕でも深く入れ込めたわけです。

 

ex.01 142BまでがF#m、この142の素早いアルペジョを介して143BからのG#mへと移行させる。

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今回、この作品の白紙からのアレンジに要した時間は、大体3週間くらいです。曲が出来ており、これまでもいくつかのユニットで演奏しておりましたが、その経験値を考えると随分時間がかかっており、あぁ、、苦労したのだな!と感慨深いものがあります。

つまり結局、ベースのいないバンド。ギター、ピアノ、ドラムだけで形にするのは楽しくはあるが、その数倍大変であるということなのですね。最近ダイエットで2kg減らしましたが、更に筋トレ継続して体力をアップしたいものです。でないと年寄りにはキツイ音楽ですから。しかしこれを今更やろうってのは、余程楽しいところがあるのでしょう。それにもはや迷わない自分の精神状態がスッキリしているのが良いところです。

最後に作品の調性を感じるというのもポイントです。この作品では特に、トーナリティを意識しました。F#m、、、暗いです(笑)ショパンなんか好きですよね。ショパンって問題発言ながらあまり好きではないところがあるのですが、、、(失礼!)

弾き難いキーですが、深みと陰影のある良いキーです。皆様も是非、嫌わないで使ってあげてください!!

 

ではまた♬