自作*アナライズ

作曲した内容の公開と分析です。参考となる部分があったら嬉しいです!

メジャーとマイナーの間

今やDAWは使い勝手の良いテレコと化して弾いた音を記録していく。

実際、僕の長きに渡る相棒であるDP。

この老舗DAWの大昔のパッケージ、取説にはオープンリールが映っていた記憶がある。

つまり新時代のテレコというわけである。

そういう感覚は僕みたいな古い年寄りなら少し懐かしみながらも持っている人が居るかも知れない。

さて、、どんどん弾いて行くのである。

現代的で自分なりに新しいイメージを創出したい場合、このところ思うところはメジャーとマイナーのどこに自分が居るのか?ということ。

これはハーモニーの問題であり、ヴォイシングの問題だ。

明るいからメジャー、暗いからマイナーというのは勿論短絡的過ぎる。

このメジャーとマイナーの調度中心に在るコードがある。

これをただコードブックに書かれている通りに弾くとえらく暗いサウンドとなる。

僕も若い頃、このコードを覚えた時、ダサイ劇伴みたいで使いたい気分には到底なれなかった。つまりmM7コードというヤツだ。

ルートからメジャー7thは普通にメジャーで弾けば明るくジャズフュージョン的な色合いを出したいのなら、安易にこれでOK(笑)と思います。これでマルチトニックシステムでもやれば、ウェザーリポート簡易版といった風合いでもある(無論、本家本元にはなりません、あれは演奏キャラがあっての世界)。

しかし3度をマイナーとするとガラリと変る。この3度をどうするかはAny key の考え方の根幹を成すものだが、これとメジャー7thを同時に鳴らすところにこのコードの特異性がある。

しかし、ここで終わらせるというのは実は勿体ないのである。

ヴォイシングと他のコード、もしくは本コード同士においてマルチトニックシステムを構築するにおいて、コードの深堀は進み、自分が現代的な方向にずんずんとシフトしていくのが分かる。

また、このハーモニーから生まれる旋律もまた異次元で、イメージ表現として、心理的な表現として深い味わいを持つものだ。

「深い味わい」何て言うと、頑迷なクラシックマニアの親爺みたいだけれど(笑)

ここにコードというものの音楽的で楽しい世界があるのは確か。

シンプルに音を追求することが良き意味で新しい音楽を創出するのだと思う。

興味が沸きましたら、是非トライしてみてください。

ではまた♬