自作*アナライズ

作曲した内容の公開と分析です。参考となる部分があったら嬉しいです!

コードオンコードでイメージ表現

コードオンコードを使って複雑なイメージ表現にトライする。

バンドでコードオンコードを使用するとベースやギターなどとの擦り合わせは必須となるが、まずは自分の中で完結させると。

自己満足を否定するのは少し変かも知れない。

やたらと「それって自己満足じゃん!」って突っ込む人がいるけれど。

それは言葉が少し足りないんだな。

「自己満足で終わっちゃつまらないでしょ。」

こう柔らかく伝えたら良いと思うんですがね。個人的には。

作曲の場合、まずスタート地点に自己満足がないと先に行けない。

自己満足は進歩の糧、大切な要素なのだ!と僕は思っております。

自分の作品、自分が褒めなくて誰が褒める?(笑)

まあ、すぐに不満が噴出するわけではありますが。

さて以下。

C/B♭m → A/Gm → F#/Em → E♭/C#m

これはコードオンコードです。

コードオンコードを単発で使用するのではなく、これをマルチトニックシステムによって連鎖させるという重層的な手法となります。

ポイントはマイナーとメジャーコードをぶつけることで、複雑なイメージ表現を可能としている、ということになります。

単に情景的なものではなく、そこに心理的なもの、瞬間的な心の動作とでも言うのか、小映画的な映像美を音楽で構築したい。

しかしここで難しいのは、これにのせるテーマ旋律となります。

自然で美しいものにするにはこのコード自体の弾かれ方と、時間をかけたテーマの入れ込みが必要となります。

これは今、即興主体の新曲の構成要素で、やはり大切なパートです。もう1つのパートと対を成しており、そちらは変化しないコードオンコードで構成されております。

この上でベース・ドラムがインスタントコンポーズ出来るように重く、ビートを感じさせる造りとしてBm/Cを使用。

2人はこのコードを聴きつつインスタントコンポーズをすることになります。

聴き手も自分達も同じく楽しめるような作品の構成、それは現場のリハーサルで決めて行きます。

緻密に全てを造り上げた以前のやり方を止めたのです。わざと隙間を造っておくというのか、作品を完成しようと思わない。バンドにおいて作品の全体像を見るという形です。

人とやる音楽はこちらの方が楽しいし、メンバーを演奏家というよりひとりの音楽家として興味を持つことが出来ます。

今年、自分の活動の中心となるピアノトリオでは、様々な手法を試しながらニュージャズとも言えるジャンルを確立したいものです。